
総務課課長 滝口様
所在地
千葉県習志野市谷津4-6-16
病床数
262床
診療科
内科・呼吸器内科・循環器内科・糖尿病内科・消化器内科・外科・乳腺外科・整形外科・脳神経外科・泌尿器科・婦人科・リハビリテーション部・麻酔科
「思いやりを大切に、成長を自分と職場に、信頼される医療をより多くの方に」を理念に掲げ、「地域を支える総合医療を提供する病院」として、診療科の再編も行い、新たなスタートを切った医療法人社団 保健会 谷津保健病院。メドコム導入から約半年が過ぎたところで、総務課 課長 滝口 裕之様にご利用いただいてからの業務の変化や利便性についてお伺いしました。
以前はPHSやグループウェア、メールをコミュニケーションツールとした運用を行っていましたが、職員全員に必要な情報が行き渡らないことが最大の課題でした。病床数が非常に多い病院ではない分、職員一人ひとりの役割が重要になります。だからこそ、確実に・素早く・全体に伝わる連絡手段が必要でした。しかし、メールは一部所属長の利用に限られていて、そこから職員への情報伝達が漏れてしまったり、グループウェアでの伝達も事務側と病棟側とでは使用頻度が違うことで、うまく情報を伝える手段が確立できていませんでした。
物理的な課題としては、院内の一部エリアなどはPHSの電波混雑が発生しており改善が必要となっていました。また、PHSはナースコールの鳴動に時差が発生する端末があることで、非効率的な場面が起きてしまうことも看護師の間で課題となっていました(※ナースコールのメーカーや電話交換機による事象の可能性)。さらに電波法改正の動きもあったため、将来的には現行のPHSが使えなくなることも考えなくてはなりませんでした。
ちょうどその頃、DX推進についても検討していく必要があるタイミングで、2021年に案内があったセミナーで初めてメドコムを知りました。取引している別の会社様から、メドコムに関する情報提供があったのも丁度その頃だったかなと思います。
導入を決めるまでには少し時間を要してしまいました。やはり価格面については慎重に検討し、通話品質も保てる院内Wi-Fiの設備投資をするべきかどうかの比較・検討はしっかりしました。また他社製品との比較も、機能や価格面だけでなく、調達や運用面でもできることできないことが違うので、一覧表を作成して比較検討しました。
複数の選択肢を検討する中で、導入の決め手となったのは、医療現場に特化した機能性と情報伝達機能でした。ナースコール連携ができる、チャット・お知らせ配信機能がある点に加え、通話品質を保つWi-Fi整備が不要であり、SIMでの通信で運用できるところ、端末も一緒に調達できることもよかったです。また医療機関専用端末として、すでに多くの病院での導入実績があり安心感も評価され、メドコムの導入が決定しました。すでに導入していた近隣病院の実績も後押しになりましたね。
カメラ・チャット・お知らせ一覧機能など基本機能はフル活用しています。カメラ機能で撮影した写真を電カルへアップロードしたり、チャット機能については使用ルールを明確にしたうえで運用しており、医師との連絡もスムーズに行われています。さらに、最近では救急当番医の情報を毎日「お知らせ機能」で全職員に配信。「誰が当番か」が一目で分かるようになり、現場での確認作業が減少しました。

運用開始前には導入説明会を開催したり、説明会の動画を見られるようにするなどで、職員へ周知をしていきました。運用開始後は、使っていない人や部署には声がけをして使ってもらうようにしたり、必要としていないことが明らかなところは、別部署へ端末配置を変えるなど対応しています。
また、導入前の懸念点はチャットが使えることで、なんでもかんでもチャットで連絡がくると通知が頻繁に届くことや、情報過多によって埋もれてしまうことを想定していました。そこで、職員への情報伝達の課題解決のためワーキンググループが立ちあがっていたので、チャットの運用ルールも自然発生的にワーキンググループで決まっていきました。大きく3つのルールで、緊急度合いによって使うツールを定めています。
緊急の連絡 → 電話
当日中の回答 → チャット
急ぎの回答を必要としないもの → 電カル掲示板やグループウェア
このように運用をしていくことで、情報伝達の問題も解消されていきました。
院内での連絡方法、情報の周知に困っているところでは、とても便利に使えると思います。メドコムの導入と運用のルールが整理できたことで、職員への情報伝達は確実に・すばやく・全体に伝わるようになりました。通話以外のコミュニケーション手段ができたことで、医師へ連絡することへの心理的なハードルも下がったと感じます。また、導入においても、設備投資を控えられたり、メドコム一括で調達できるところなどがあるので、病院の規模にあまり左右されることはないのかなと感じています。
メドコムの導入はDX推進の第一歩でもありますし、職員からもどんどん使っていこうという姿勢や意気込みが広がっています。またメドコムを導入して便利になる一方で、現状は職員全員にメドコムを支給できていないため、連絡の行き違いが発生することもあります。今後は端末台数の拡充や、グループウェア連携によるスケジュール共有、さらなるアプリ活用の幅を広げていくことができたらと思っています。さらに電子カルテとの連携や、関連施設のクリニックや訪問看護ステーションにも導入できたら活用の幅が広がり、より便利に使えると思っていますので、今後検討していきたいです。
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