佐渡市立両津病院
導入事例

現場の声を起点に、院内コミュニケーションのあり方を見直し

左から、管理課庶務係 磯部様、新病院整備室 金子様、
看護部長 鈴木様、副地域医療部長 有元様

佐渡市立両津病院

所在地
新潟県佐渡市梅津2314番地1

病床数
60床
診療科

内科、小児科、外科、整形外科、婦人科、耳鼻咽喉科、歯科(口腔外科)、矯正歯科

病院内の連絡手段として長年使われてきたPHS。しかし、通話専用であることや、設定・運用の煩雑さに課題を感じる医療現場も少なくありません。佐渡市立両津病院では、病院の建て替えをきっかけに、PHSからスマートフォンへの切り替えを検討。その中で医療機関専用スマートフォン「メドコム」を導入しました。今回は、導入検討の背景から、実際の活用状況、現場で感じている変化まで、管理部・地域医療部・看護部の皆さまにお話を伺いました。

PHS運用で感じていた、現場ならではの課題

ーメドコム導入前はどんな課題がありましたか。

導入前は院内の連絡手段はPHSが中心でしたが、現場では次のようないくつかの課題がありました。

  • 通話しかできず、写真や記録として残る情報共有ができない
  • 相手の番号を覚える必要があり、連絡のたびに手間がかかる
  • 端末ごとの設定作業が大きな負担になっていた

特に看護部門では、「スマートフォンでの運用ができれば便利になる」という声が以前から上がっていたものの、コスト面などの理由から実現には至っていませんでした。

導入の決め手は「費用感」と「現場目線」

ーメドコム導入の経緯や決め手となったところを教えてください。

 複数の選択肢を検討する中で、最終的にメドコムを選んだ理由として挙がったのが、導入・運用コストが現実的だったこと、そして現場の使い方を理解した設計であることでした。
 他社サービスでは、アンテナ整備など初期費用が高額になるケースもありましたが、メドコムは当時の病院予算の範囲内で導入が可能でした。また、製品の開発にあたって医療現場の意見が取り入れられているという点も、安心材料の一つでした。

看護部を中心に、自然に広がった活用

ーメドコムを導入してどんな変化がありましたか。

 導入後、特に看護部での活用が進みました。主にチャットによる日常連絡や情報共有、写真を撮って現状の伝達や共有、グループチャットでの予定・業務連絡といった活用をしています。「急ぎではないけれど、確実に伝えておきたいこと」をチャットで送れるようになったことで、伝え忘れが減り、業務の抜け漏れ防止につながっていると感じています。

 また、院外でも使えるので外部のソーシャルワーカーさんとの連絡や他施設での会議に出席するため外出するときなども連絡が取りやすくなりました。

ー看護部での活用が積極的に進んだきっかけはありますか。

 ナースコール連携をしているので、まずはここから使い方に慣れていこうという流れでメドコムに触れるようにしていきました。その後は自然と、各々スタッフ同士で「この機能便利だよ」とか「こうやって使うといいんじゃない」などと情報共有をするようになりました。なので、特定の人が先導して広めていくというよりは、日常的にメドコムを持ち始めたの看護部や地域医療部のスタッフが日々情報交換しながら、院内全体に活用が広まっていきました。
 そもそも看護部でスマートフォンの導入を希望していたことも活用が進んだ一つですが、メドコムの機能だけでなく、着信音を変えたり文字サイズを変えたりと、自分なりに使いやすい状態にカスタマイズもしていて、楽しみながらメドコムに慣れていきました。

ー看護部以外での活用はどうでしょうか。

 管理部門では「お知らせ機能」を活用し、院内向けの情報発信を一斉に行う運用に切り替えました。これまで紙で配布していた業務が減り、時間削減やペーパーレス化にもつながっています。
 また外部との連絡は基本的にそれぞれのスマホに紐づく電話番号で直接やりとりしてもらうようにしたので、代表番号にかかってくる連絡の電話交換業務が軽減しました。職員同士の連絡も電話帳から出勤状況がわかるので、連絡を取りたい相手に直通電話ができるのもいいですね。
 管理部門はまだ一人一台メドコムを持っていないのですが、必要な時に共有端末を借りてログインすると、自分自身のスマホのように使えるので助かっています。

「現場が使いたいと思えること」が何より大切

ー今後メドコムを使ってやりたいことや展望などがあれば、ぜひ教えてください。

 インカムとつないで、ハンズフリーで業務ができたら便利だなと思っています。またゆくゆくは電子カルテ連携もして、記録業務の軽減につなげたいです。さらにチャットの活用では、入退院支援やベッドコントロールにも役立てていきたいと考えています。スタッフはみんなスマートフォンを使いたいと思っていますし、職員一人に一台ずつメドコムが渡ることが理想なので、より活用して、メドコムがなくてはならない存在にしていきたいと思っています。

メドコムについての詳しい資料はこちら

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