
運営企画部長 兼 医療技術部長 菊池様
所在地
北海道札幌市厚別区大谷地東2丁目5番12号
病床数
140床
診療科
内科・外科・消化器内科・消化器外科・肛門内科・肛門外科・循環器内科・人工透析内科・リハビリテーション科
消化器を中心とした幅広い治療と、高齢者急性期、在宅医療、リハビリテーションを充実させ地域で一番信頼される病院を目指す、医療法人豊和会 新札幌豊和会病院。長年PHSを用いた院内連絡が行われていたなかで、顕在化していた課題やメドコム導入後の変化について、運営企画部長 兼 医療技術部長で薬剤師でもいらっしゃる菊池 一樹様にお伺いしました。
――メドコム導入前はどんな課題がありましたか。
長年PHSを用いた院内連絡が行われてきましたが、現場では次第に次のような課題が顕在化していました。
特に看護師や薬剤師など、医師に指示を仰ぐ必要がある職種ほど、「電話のハードル」が業務の進行を妨げている状況がありました。
急ぎではないけれど、確実に伝えたい。そんな時でも電話しか選択肢がないのはもどかしい状況でした。
――メドコム導入の経緯や決め手となったところを教えてください。
メドコムの検討にあたっては、他社サービスとの比較も行われました。その中で導入の決め手となったのは、札幌市内の大規模病院での導入実績があったことと、機能が過度に複雑ではなく、導入・設定が比較的シンプルだったことでした。
機能面では各社大きく差がない印象でしたが、すでに使われ続けている病院があるという点は安心材料でした。実際、導入も想像以上にスムーズでした。

――メドコムを導入してどんな変化がありましたか。
特に効果を感じているのが、チャットによる複数人への同時連絡です。
これまで個別に電話していた連絡を、グループチャットで一度に共有
折り返し電話を待つ必要がなくなり、業務の流れがスムーズに
既読・未読が分かるため、「伝えた・伝わっていない」の曖昧さが減少
一度グループチャットの便利さを知ると、「このメンバーでもグループを作りたい」という声が自然と増えていきました。
また、ログイン状況から出勤しているかどうかが分かる点も、連絡先を探し回る手間の削減につながっています。
――メドコムをどのような用途やシーンで活用いただいていますか。
これまで緊急時の連絡は個人携帯でやりとりしていましたが、メドコムになってからは、休日や外出時にも携帯し、チャットで一斉連絡ができるようになりました。個人の携帯に連絡しなくていい点は気持ちも含めて楽になりました。訪問業務がある職種や医師や管理職が主に院外にも持ち出して使っています。
特に今後の活用として期待されているのが、薬剤科から医師への処方依頼連絡です。これまでは電話で依頼しても、忘れられてしまう、”言った・聞いていない”の行き違いが起きるといった課題があり、最終的には紙での運用に戻ってしまうケースもありました。
メドコムなら、日時が残り、既読も分かる。「いつ・何を伝えたか」が明確になります。医療安全の観点でも、大きな意味があると考えています。

――メドコムを導入して課題は何かありますか。
まだ活用が十分に進んでいないところも一部あります。理由として挙げられたのが、どういう時にチャットを使ってよいのか分からない、電話文化が長く、チャットに心理的なハードルがあるといった点でした。「LINEみたいなもの」と説明はするのですが、医療現場では“気軽さ”が逆に不安になることもあります。それでも、やはり電話は想像以上に労力を使います。チャットは、そのハードルを大きく下げてくれて、使い方次第で滞っていた業務が一気に流れ出すツールなので、その体験を現場で感じてもらえれば、業務も大きく変えていけると思っています。だからこそ、院内で使い方やルールを共有していくことが大切だと感じています。現在は、役職者を中心に具体的な活用例を共有しながら、少しずつ定着を図っています。
また、院外への持ち出しについても紛失や破損を考えると、運用ルールをしっかり定めないといけないと考えています。
――今後メドコムを使ってやりたいことや展望などがあれば、ぜひ教えてください。
メドコムは、単なるPHSの置き換えではなく、院内コミュニケーションのあり方そのものを見直すきっかけとなっています。なので、連絡や周知だけでなく、勉強会資料の共有や、eラーニングなどの研修、各種申請業務や他のシステムからのアラート通知などができるようにしたいですね。職員一人1台のスマートフォン運用ができれば、一人1台PCを持っているのとほぼ同じ状況が作れるので、スピードも上がり事故防止にもつながると考えています。
理想は、メドコム1台あれば病院業務が完結すること。スマートフォンを“院内の共通インフラ”として使っていきたいですね。
メドコムについての詳しい資料はこちら
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