病院向けスマホ「日病モバイル」の導入病院数がサービス開始以来300%成長 導入先64病院・利用者数3万人を
突破、また大阪と北海道に新拠点設立

~顧客ニーズに応えた新機能も実装し、「医師の働き方改革」に向け事業拡大を加速~

医療機関専用スマートフォン「日病モバイル」を提供するフロンティア・フィールドは、2024年4月の医師の働き方改革に向け、デジタルを活用した病院内の生産性向上への関心が高まる中、今年1年で導入病院数(導入予定含む)が1.5倍伸長し64病院へ、また利用者数が2.15倍伸長し3万人を突破、サービス開始以来の導入病院数の年間平均成長率は300%となり、病院DXのニーズを受け事業が好調に推移していることをお知らせします。
また、地方での新規顧客開拓と現地密着サポートの強化を目的に、この度、大阪府の大阪市中央区と、北海道の札幌市中央区に新拠点を設立したほか、新機能としてユーザーの声から開発した特定のテーマについてチャットルームを作成し、ToDoのステータス管理ができる「スレッド機能」実装についても発表します。

 

▼2023年の実績
-導入病院数(累計)64病院、増加率150%(2022年末対比。2023年12月時点)
-利用者数(ID数累計)32,000名超、増加率215%(2022年末対比。2023年12月時点)

▼新拠点
- 大阪拠点(〒541-0041 大阪市中央区北浜3-2-25 京阪淀屋橋ビル8階)
- 北海道拠点(〒060-0003北海道札幌市中央区北三条西4-1-1 日本生命札幌ビル13階)

▼実装した主な新機能
- テーマ別のチャットルーム作成とToDo管理ができる「スレッド機能」を追加

■背景
これまでの我が国の医療は医師の長時間労働により支えられており、医師の5人に一人が過労死ラインで働いているのが現状です。また少子化に伴う医療の担い手の減少が進むなどの要因で、医師個人に対する負担がさらに増加することが予想されています。
そんな中、2024年医師の働き方改革がスタートするにあたり、各医院にてデジタル化やタスクシフトなどを例に、さまざまな取り組みが求められています。
特に、病院では1990年代に普及したPHSが今も主流ですが、生産減少により端末代が普及期の数倍へと膨らみコスト高な中、スマホへの乗り換えニーズが一気に高まると共に、電話中心の院内コミュニケーションをアプリ活用で効率化する流れが加速しています。

■サービス詳細
日病モバイルは、PHSがメインの病院内コミュニケーションインフラを、スマートフォンによりデジタル化を促進させる医療機関向けスマートフォンサービスとして、病院内で活用されています。スマートフォンにはナースコール連携、内線電話、グループチャット、緊急通報、端末の遠隔管理など、医療現場で必要な機能を標準搭載するとともに、高いセキュリティレベルで安心・安全に利用できる環境を実現しました。また携帯キャリア回線を利用して通信するため、院内にWi-Fi設備を必要とせず院内外問わずに利用できる点も特徴です。

■1年間の実績
2023年は株式会社スズケン、株式会社大塚製薬工場などから総額39億円の資金調達を実施し、営業、カスタマーサクセス及び開発を中心に採用を強化することで人員拡充し、札幌東徳洲会病院、大阪鉄道病院などで新規の採用が進んだことにより、事業成長へと繋げることができました。
▼2023年の実績
・導入病院数(累計)64病院、増加率150%(2022年末対比。2023年12月時点)
・利用者数(ID数累計)32,000名超、増加率215%(2022年末対比。2023年12月時点)
・主な導入先とその事例URL
医療法人弘仁会 板倉病院  https://www.youtube.com/watch?v=5d9g2HKv_2c

■新拠点の詳細について
2023年12月現在、大阪を始めとする関西圏の医療機関においては14施設、北海道の医療機関においては6施設に導入いただいております。同地域の医療機関からのより一層のニーズに応えるため、当社初となる地方拠点を大阪及び北海道に開設しました。
 <大阪>
〒541-0041 大阪市中央区北浜3-2-25 京阪淀屋橋ビル8階
・拠点代表者のコメント
東京に次ぐ病院数を抱える大阪で拠点を開設することで、より多くの病院のニーズに素早く対応できる体制を整えることができました。関西地域でより一層の新規顧客開拓と現地密着サポートに邁進いたします。


 <北海道>
〒060-0003北海道札幌市中央区北三条西4-1-1 日本生命札幌ビル13階
・拠点代表者のコメント
北海道は広大な土地に病院が点在していることから、病床数が多い大規模病院が多数あります。拠点開設により大規模病院を含め、北海道全域の病院に高品質なサポート体制を整えて参るとともに、地域特性に即した営業活動を一層促進してまいります。

*参考︓大阪及び北海道での導入事例について
社会医療法人大道会 森之宮病院  https://www.youtube.com/watch?v=WUjH1C6NGBs&t=5s
医療社団法人研仁会 北海道脳神経外科記念病院  https://www.youtube.com/watch?v=5Z_A6RWzRW8


■実装した新機能「スレッド機能」について

従来チャットでは、依頼事項がチャット一覧の後方に流れて行ってしまい目に留まらなくなってしまうことで依頼漏れ、依頼に対する実施漏れが発生してしまうことがありました。そこで依頼者、依頼を受ける担当者を明確にし、ルームチャットで依頼に対するやりとりをできるように機能を開発しました。完了、未完了のステータスを付けることで実施漏れを防ぐことができます。
例えば、「パソコン修理依頼」という題名でチャットルームを作成し、依頼者/担当者/目的の状態(完了・未完了)が確認できます。これにより、チャットが上から下へ流れてしまうことで、誰からいつ修理依頼
を受けたか行方不明になってしまう事象を解決できます。

■代表佐藤からのコメント

日病モバイルのサービス開始から4年目となった2023年は、資金調達を実施し、社員数は80名を超えるなど、一段とステップアップした1年となりました。営業体制の拡充、カスタマーサクセス部門の立ち上げ、新規機能に加えてお客様のご要望に応じた機能開発を推進していく開発部門の強化等により、64病院にご利用いただけるようになりました。今後もサービス品質の向上に社をあげて取り組むとともに、医療機関のスマホと言えば日病モバイルと認知いただけるよう、引き続き邁進していきます。
2024年は医師の働き方改革がスタートする年です。
「医療の情報革命によって全ての人を幸せにする」をパーパスに掲げ、医療IT業界を牽引するフロンティア・フィールドの2024年にもご期待ください。

■日病モバイルサービス概要
端末・回線・専用アプリケーションを包括した、医療機関専用スマートフォンです。通信は専用回線で直接接続する閉域ネットワーク上での動作によりセキュリティを担保し、ナースコールや電子カルテ連携、緊急事態を周囲に伝える緊急通報機能など、医療機関に特化した機能やアプリケーションを備えています。

■会社概要
社名 ︓株式会社フロンティア・フィールド
所在地 ︓東京都港区芝浦1丁目1番1号 浜松町ビルディング14階
代表者 ︓代表取締役社長 兼 CEO 佐藤 康行
設立 ︓2016年7月
事業内容︓医療機関専用スマートフォン「日病モバイル」の企画・開発・販売・保守
URL ︓https://www.frontierfield.co.jp/

以上